法務局からのトンチンカンな質問

先日法務局からあったトンチンカンな問い合わせについて

先日特別永住者の方が帰化申請を終えて、私もほっとしていたところに、法務局の職員から申請者に連絡が入ったんですね。

法務局の職員が言うには、住民票の在留資格、在留期間、在留期間の満了日が******になっていて記載が漏れていると言うですね。

特別永住者はここの部分は記載されないので、すぐにそのことを職員は知らないんだなと思いましたね。

私は特別永住者の帰化ばっかりやっているので、そのことは当たり前と思っていたので、その質問が意外だったんですが、法務局では最近は特別永住者よりも他の在留資格の申請の方が多いと思うので、特別永住者の住民票を見慣れていないこともあり得るので、そうなのかなとも思いました。

特別永住者は、在留期間の定めはないので、自ずと在留期間と満了日のところは書くべきものはないですよね。書けるとすれば「なし」となると思うんですが、なしというのは見た記憶はないですね。

そうは言っても住民票の記載方法って市区町村によっていろいろなんで、最近の申請の中から3つほどピックアップして改めて確認してみました。

その3つ紹介しますと、まず一つ目は、法30条の45に規定する区分というところに特別永住者と記載があって、在留資格、在留期間、満了日がそもそも項目名すらないパターンが一つでした。

もう一つは、法30条の45と在留資格のところの双方に特別永住者と入り、在留期間、満了日が******でした。

最後の一つは、法30条の45に特別永住者とあり、在留資格、在留期間、満了日が******でした。

たまたま取り上げた3件がそれぞれ違う記載だったんですが、この3パターンに集約されるのかなと思いますけれども。

まあ、前の動画(下にリンク貼っておきます)でもお話しましたけれども、このような類のことを法務局の職員は言ってくるわけですね。今回のようなことは単純なことですけれども、何も知らない申請者だと焦りますし、対応にもまごつくと思いますし、この他のことも何かあるのではないかと不安になってしまいますよね。

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