帰化の実績詳細

帰化許可者数は1,178人

2023年3月31日時点で帰化の許可者数が1,178人になりました。

そのうち在日韓国人朝鮮人（特別永住者に限る）の方々が1,128人と全体の95.7%を占めます。一般永住やその他の在留資格も含めると韓国籍の方が1,163人で全体の98.7%を占めます。

1,248人を申請し、1,178人が許可され、55人はまだ結果待ちの状態です。

これだけ人数が多いと不許可や途中で申請を取り下げた方もいらっしゃいます。

良いも悪いも全ての実績を公表しています。弊社のご利用にあたって参考にしてください。

全実績の概要

申請人数1,248人　そのうち在日韓国人朝鮮人同胞が1,187人

「申請人数」とは受任をしフルサポートのすえ申請まで導いた総人数のことです。

そのうち在日韓国人朝鮮人の方が1,187人で95%を占めます。特別永住者の方だけを集計した数字で、永住者や定住者の中にも日本生まれでいわゆる在日の方もいますので、実際には在日同胞の割合は95%を超えます。ニューカマーも含めた韓国朝鮮籍の方は1,232人で全体の98.7%を占めます。

申請件数　788件

申請件数は帰化が許可され編製される日本の戸籍の数が「１」であれば申請件数を「１」と数えます。

法務局では原則として、日本の戸籍の編製単位を帰化事件単位としています。

例えば、夫婦と未婚の子2人で申請し4人とも許可されたとします。夫婦は一つの戸籍に入りますし未婚の子も通常は夫婦の戸籍に入ります。ですから戸籍の数は一つとなり、申請件数も1件とカウントします。

兄弟姉妹4人が同時に申請したとします。この際父又は母は申請しません。兄弟姉妹は戸籍は別々になり戸籍の数は4つになりますので申請件数は4件とカウントします。

申請先法務局数　66箇所

全国27の都道府県の66の法務局で申請をしました。

愛知県で初めたこともあり愛知県の法務局が今のところ一番多いです。2015年（平成27年）から大阪に支店を5年ほど出しましたので、2番目に多いのは関西の法務局です。

そして2020年（令和2年）5月から大阪支店は閉めましたが、完全に全国対応にしたので関東の法務局の取り扱いも増えました。

関東の人口が多いので今後は関東の取り扱いがさらに増えることが予測されます。

許可者数1,178人　許可待ち人数55人

2023年3月31日時点で帰化の許可がされた人数は1,178人。申請をしてまだ結果の出ていない方が55人いらっしゃいます。

不許可者数　7人　取下げ人数　8人

10年にわたりこれだけの数をやっていると、不許可の方も出てきます。

不許可のうち3人（特別永住者2人、永住者1人）はその原因は明らかに交通違反と思われます。もう1人（技人国）は確証はありませんがおそらく過去の在留歴に問題があったと思われます。またもう1人は就業年数と転職が問題になったと思われます。再申請の意欲のある方が多いので時期が来れば再申請すると思います。

最近2人増えましたが、1人は経営する会社の業績や社保の加入状況、もう1人は在留履歴や就業状況と予測されます。

申請はしたけれど、主に法務局の職員との面接をきっかけにして自ら申請を取り下げた方が8人います。

取下げ理由は、交通違反・不貞行為・不安定な収入・韓国戸籍の整序しがたい矛盾などです。

すでに再申請をして結果待ちの方もいますし、再申請の意欲があり再申請を予定している方も多いです。

許可率　98.7%

許可率の計算は次のようにしています。

許可者数1,178人÷（申請人数1,248人-許可待ち人数55人）=98.7%

都道府県・法務局別の申請人数