帰化の履歴書、どう書くか。

今回は帰化申請の履歴書をどう書けば良いのか、というお話です。

帰化申請の作成する書類の中に履歴書その1という書類があります。

表組になっていまして、左端に年月日、真ん中に住所、その右に学歴・職歴・右端が身分関係という記入枠があります。

まずは住所歴なんですが、生まれから現在までの住所歴を記入します。

実際に住んだところを書いていきます。住所の移転の届出をしているかどうかは関係ありません。

そして移転の年月日も書きます。ただ、日付まで覚えていないと思うので、大体年月までを書きますね。うろ覚えでも前後関係見ながら月まで入れてください。

住所は番地までそして部屋番号まで書きます。覚えてなくても住んだ記憶のあたりを地図検索したりしてマンション名を特定するとか、町名なども地図を見てたら思い出すかもしれないので、そうゆう作業はしたほうがいいと思います。それでも番地や部屋番号までわからない場合は、わからない部分は「不祥」と書きます。

次に学歴です。小学校の入学から最終学歴まで全て書いていきます。高校中退や大学中退、専門学校なども書きます。予備校なんかも書かないと空白ができてしまいますので書いた方がいいと思います。

次は職歴ですね。学生時代のアルバイトから全て書いていきます。勤務先会社名や店名・屋号、職務内容も書きます。派遣の場合は派遣元、派遣先両方ともわかれば書きます。会社役員だったら役職名と業種も書きます。

学生時代のアルバイトは細かく覚えてないと思いますが、わかる範囲で、店名など調べたりして書いていきます。

職歴は入退職日も書きます。日まで覚えてない場合は月まで書きます。

前後関係や居住関係と整合性がとれるように確認していきながら書いていきます。

無職期間はいつからいつまでかわかるように書きます。

次に身分関係ですが、何を書くかと言いますと、自分の出生は当たり前ですが、父母の死亡、自分の婚姻離婚、子の出生、認知、養子縁組、などを書きます。同棲期間がある場合には、同棲し始めた時期に誰それと事実婚ということも書きます。

はい、というわけでつらつらと記入の仕方説明しました。特に書き方について何か特別なテクニックがあるわけではありません。あなたの履歴が手に取るようにわかるようにそのまま書いていただければいいと思います。逆にわかりにくいと職員が思いもやらぬ疑念を抱いたりする原因にもなりますのでね。

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