兄弟姉妹での帰化申請のメリットは、親を同じくするので身分関係の書類の収集の手間・費用が省けます。書類の原本も1通で済みますんでね。
在日韓国人の帰化申請はこの身分関係の書類がほとんどなので、韓国の戸籍の翻訳費用はダイレクトに影響が出てきます。
行政書士の費用も、特に在日は、本来この兄弟姉妹の類似性に着目した料金体系になっているべきですが、あまりそうなっているところは無いようですね。
ではデメリットはあるか。
同じ法務局で申請する場合には、申請人が多いと申請日の調整は大変になります。ずるずる延びる原因になりかねません。
また誰かが足を引っ張って全員の進捗を遅らせるということも十分あり得ます。
個別申請に切り替える際には、それぞれ身分関係の書類の原本を用意し直さなくちゃいけなくなりますので、それも手間と時間がかかることになります。