こんにちは、行政書士の川本です。
この記事は、東京法務局の公式ホームページに掲載されている「帰化申請の案内ページ」をもとに、在日韓国人の皆さんがご自身で帰化申請を進めようと考えている方向けに、専門家の立場からわかりやすく解説するシリーズの第4回目です。
行政書士として、15年以上にわたり在日韓国人の方々の帰化申請や相続手続き、そしてその際に必要な「家族関係証明書」「除籍謄本」の取り寄せ・翻訳サポートを専門に行っています。
全国対応しておりますので、書類の取得や翻訳でお困りの際はお気軽にご相談ください。
東京法務局の帰化申請案内ページでは、帰化申請に必要な書類が大きく分けて2種類に分類されています:
今回は、この「自分で作成する書類」について、概要とポイントをわかりやすく解説します。
実際には、帰化申請で必要な書類のうち、約8〜9割が添付書類です。つまり、自分で作成する書類の分量は比較的少ないですが、内容は重要です。
※実際の申請は、まず「添付書類」を集めてから、それらの内容をもとに「自分で作成する書類」を作っていくのが基本の流れです。
東京法務局のHPからPDF・Word版がダウンロード可能です。
私はPDF版を利用し、入力ソフトで必要事項を記入しています。
親族の情報(氏名、年齢、職業、住所、関係性、交際状況、帰化に対する意見など)を記載。
記載対象は:
世帯単位での収入・支出状況を記入する書類です。
申請者や同居の配偶者等が事業をしている場合に提出します。
在留資格が「特別永住者」の在日韓国人の方は、原則として帰化の動機書は免除されますので提出不要です。
すべての書類は「正本・副本の2通」が必要です。
手書きで作成する場合、正本は手書き・副本はコピーでOKです。
書類の準備は一見大変に見えますが、段階的に進めれば自分で申請することも可能です。
ただし「書き方に迷った」「何をどう証明すればいいかわからない」といったお悩みが出てくるのも事実です。
そのような場合は、専門家である行政書士の力をぜひご活用ください。
次回は、帰化申請書に添付する**「添付書類」**について詳しく解説していきます!
在日韓国人の方の帰化申請を15年以上サポートしている行政書士が、書類作成・翻訳・取り寄せまですべて対応いたします。
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