帰化申請してから面接調査まで何日くらいかかるのか。
弊社では帰化申請のサポートをしたお客様にヒアリングしてデータを取っていますので、直近の最新の情報をシェアしたいと思います。
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帰化は申請が受理されてから数ヶ月で面接、面接が終わってまた数ヶ月したら許可されます。
実際には申請から面接、面接から許可までの期間は法務局によっても違いますし、同じ法務局でも人により早かったり遅かったりします。
とはいえ、法務局ごとにこれくらいというトレンドはありますし、同じ法務局であれば、申請した順番に処理されていくケースが多いです。
つい先日2組のお客様から「面接日が決まりました!」と連絡をいただきましたので、実際の日数を紹介します。
1組は横浜地方法務局内の某支局で申請したお客様で、申請日から60日目で面接日となりました。
もう1組は神戸地方法務局内(兵庫県)の某支局で申請したお客様で、申請日から64日目で面接日となりました。
東と西で随分離れた法務局ですが、2組とも似たような日数になりました。
ご紹介した2組は申請してから2ヶ月ほどで面接になっていますが、申請してから面接まで半年ほどもしくは半年以上かかっている法務局があります。
名古屋法務局本局と東京法務局本局です。
ここ数ヶ月の弊社のお客様のデータをお示しします。
名古屋法務局が250日、252日、224日と7〜8ヶ月くらいかかっています。
東京法務局が196日、164日、145日、224日と5〜7ヶ月くらいかかっています。
比較すると名古屋の方がかかっていますね。
ご紹介した2組の2ヶ月ほどに比べると、その差があまりにも大きいことに気づきます。
遅いのはコロナ以後、帰化の相談業務を中止したり、職員の交代勤務があったり、広めの相談室面談室を確保する必要があったりと、コロナの影響で事務処理が遅れているためです。
名古屋法務局本局と東京法務局本局のように以前では考えられないような時間が面接までかかっています。
面接まで時間がかかってる分、帳尻を合わせるかのように、面接から許可が出るまでに1〜2ヶ月ほどしかかからない方もいます。
面接から許可まで1〜2ヶ月しかかからないなんて、これもコロナ前では考えられないことです。
法務省(本省)の方では各法務局での面接調査までの期間を見て、その長短に応じて許可を出す時期を調整して、全体の審査期間に大きく差が出ないようにしているのではないかと思われます。
先ほど紹介した神戸や横浜のように2ヶ月で面接を終えた人が、面接後1~2ヶ月で許可が出ることは絶対にないので、やはり面接から1〜2ヶ月で許可が出る人は申請から面接まで相当な期間がかかっている人に限られるというのが実際のところです。